ヨガで7つのチャクラを整える
チャクラはサンスクリット語で“車輪”という意味があり、尾骨から頭頂まで背骨にそって7つあるエネルギーセンター。
目には見えないチャクラのバランスが崩れると、心や身体に不調が現れ、その人の生き方を左右するのです。
私たちのエネルギーは排泄、出産、生理、セックスなど下へ下へと流れ出てばかり。
内臓や神経が集中する7つのチャクラにはそれぞれ意味があり、下から上にエネルギーを通してあげるヨガや呼吸法はチャクラを活性化します。
第1チャクラは骨盤底にあり、生命力・安定・健康に関わります。
地に足が着かない考え方や行動、現実逃避やウツ症状、便秘、腰痛、股関節の痛みなども第1チャクラのバランスが崩れているサイン。
働く気力もなく、行動を起こさず、盗みをする人は第1チャクラで生きています。
日々の生活を楽しみ、喜び、行動力や元気の源はすべてここから生まれていくのです。
第2チャクラは下腹部にあり、サンスクリット語で「自己の在る場所」と言います。
生殖器にあたる場所でもあるため、自分の存在価値を信じる力にもなり、感情や人間関係においてバランスを取る大切な場所。
チャクラにゴミが溜まると性やお金、地位や名誉に固執・依存して、どんなに得ても満たされない欲望の奴隷となってしまいます。
第3チャクラはみぞおちあたり、肝臓や消化器系などの内臓が多く集まり、意思・情熱・自尊心に関わる場所。
自分の人生において、家庭や仕事や趣味、人間関係をより良いものにするために行動を起こせます。
バランスを崩すと、自分や他人が信じられず不安を感じ、様々な過剰を引き起こします。
第4チャクラは胸にあるハートチャクラ。
愛・慈悲・調和・自己受容に関わり、多くの人に“与えられる”人。
活性化されないと、悲しみ、人間不信、敬う気持ちや許しの心を持てなくなり、心臓や肺、アレルギー、ぜんそくなどの不調も現れやすいのが特徴です。
第5チャクラはのどにあります。
自己表現やコミュニケーション、意志を伝えたり、言葉を通して仕事を成功させていくために必要な場所。
言いたいことが言えない日々を過ごしている人や、なにか我慢しながら生きている人は、咳が止まらなかったり、声が小さかったり震えていたりします。
第6チャクラは第3の目と言われる眉間にあり、
直感力、判断力、感情のコントロールに関わり、インスピレーションで見えないものを見る力が宿ります。
頭痛がひどい人や、情報やストレス・自我でいっぱいの人はバランスが崩れているかもしれません。
ひらめき、アイデアに優れた人、運が良い人、引き寄せる力は第6チャクラが活性化している人なのです。
第7チャクラは頭頂にある悟りのチャクラ。
平安、深いやすらぎ、瞑想に関わり、ヨガで「King of Pose」と言われるシールシアーサナ(頭立ち・ヘッドスタンド)は
第7チャクラを活性化して、脳の疲れを癒し、血液の浄化をしていきます。
すべてのチャクラはつながっていて、ヨガのポーズではそれぞれのチャクラを活性化しながらエネルギーを上昇させていきます。
いつもエネルギーに満ち溢れた輝くあなたを作るためにも、ヨガでチャクラのバランスを取っていきましょう。