ヨガの呼吸で”幸せ”になる
ヨガでは最も大切にしている”呼吸”。ヨガの経験がある人は必ず聞いていると思います。
生まれてからずっと今もこの瞬間も、途切れることなく続いている私たちの呼吸。
止まる時は、命が終わる時です。
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無意識に行っている呼吸を意識することは”自分とつながる”こと、自分が生きているのではなく、私たちは生かされていると知ります。
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呼吸は一生の間で数が決まっていると言われています。
亀のようにゆったりと呼吸するものは長生き(長い息)、ネズミのように早い呼吸は「もう、だめでチュゥ…」と短命です。
私たちの毎日はゆったりばかりともいきません。休むことなく急げば、”息”が切れる。緊張している時は、”息”を飲む。落ち込んだ時は、ため”息”。休憩する時には、ほっとひと”息”。
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「息=自らの心」と書くほど、呼吸とマインドはつながっているのです。
「呼吸」とは文字どおり、吐いてから吸います。泣いている時は過呼吸(吸う息が多い)、呼吸も忘れて怒っている時は”頭に血が上る”のです。
自然な呼吸は笑っている時、「ははははは」「ふふっ」「えへへ」。何でもいいです。
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ヨガの練習では、呼吸をていねいに扱います。優しく吐いたら、自然に気持ち良く吸う息が入ってきます。
吐く息ごとに緊張や要らない力やストレス、疲れ、老廃物を流していくように…
吸う息でたくさんの酸素、エネルギーを身体中に届けてあげるように…
吐く息で頭も身体も空っぽに、吸う息で背骨にエネルギーが上昇していくように。
吐く息で「ありがとう」と気持ちよく手放す、吸う息で「ありがたい」と受け入れる。波の音のように、途切れることなく穏やかに深く呼吸をつないでいきます。
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すると…
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様々な老廃物やエゴや執着が流れて浄化して、その空いたスペースに自由が生まれてゆとりになり、新鮮な酸素を血液が運んで身体の中からキレイにしてくれて、受け入れられなかったものも受け入れられるようになります。
心も身体も純粋で優しくフワフワな自然な状態にもどり、平和で満たされた気持ちになります。
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ヨガは単なるエクササイズやスポーツではなく、毎日を幸せに生きるためのツールです。
すでにもう、あなたが持っているもので、一生そばにあるものが”呼吸”です。味方につけるしかありませんね。
ヨガをする時には、ぜひポーズにとらわれず、気持ちの良い呼吸が出来ているかどうかに焦点を当ててやってみましょう。