月のリズムに合わせたヨガと生活
月の満ち欠けは、約28日周期で新月と満月を繰り返します。
潮の満ち引きが、月の満ち欠けに影響されるように、私たちの体内も60%の水分で出来ているため、同じように月に影響されています。
インドでは(日本でもいくつかは)、新月と満月の日をムーンデーと呼び、ヨガの練習を行いません。
それくらい、月と私たちの身体はつながっているのです。
特に女性は月経周期が同じ周期です。
月は女性性を表し、太陽は男性性を表すように、女性の子宮と月のリズムは連動していると考えます。
ですから、月のリズムを意識したヨガや生活を送ることで、身体を自然な状態に整えていきます。
新月から満月に向かう2週間は、実りや取り入れるなど「引き込む力」が高まります。
知識や勉強やプロジェクト、トレーニングの成果が出やすかったり、絆や愛情が育つ時期でもあり、その分、食べたものが身体に吸収されやすい時でもあるので、意識して「身体に良い物」を摂取しましょう。
また、アクティブに動ける時期なので、背骨や全身を活性化するヨガのメニューが効果的です。
新月のスタートの日に目標や願いを書き出して、この2週間で実らせていきます。
満月の日は最大に膨らむ日です。興奮しやすいため、練習中のケガに注意しましょう。
心では、愛情や優しさや喜びが膨らんでいたら、それは実りが成就した証拠です。
もし、マイナスな感情が湧き出るようでしたら、軌道修正が必要かもしれません。
満月から新月に向かう2週間は排出するデトックスの時期です。
自分の内側に向かいやすいので、心の中や身の周りを断捨離していったり、得たものをスムーズにアウトプットできる時です。
身体の浄化を意識した食事や入浴でリセットをしていきます。
ヨガでは、ねじりや股関節を解放するようなメニューを行っていきます。
新月の日は最も浄化力の強い日です。この日にプチ断食をして体内から浄化する人も多いです。
月のリズムを意識した生活をして、バランスのとれた心身を整えてみてください。